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2012年3月 1日 (木)

SAYONARA

最後の出勤日に出す、さようならメールはずっと前から妄想していた。

日本に来て、初めてのアメリカの会社がここだったとか、
初めのうちは英語がわからず会話ができなかった事とか
文化の違いにより勘違いが多く苦労したこととか
そんな私を助けてくれた人へのお礼とか
今後は日本の為に時間を使いたいとか
そんな想いを綴りながらも
さよならのメッセージがこもったミュージックビデオのURLつけて
メールをおくろう!
と、数ヶ月も前から妄想していた。

しかし、いざ最終日となるとバタバタして
結局そんな大それた文章を書く時間もなく
使おうと思っていたGoogle Video のURLはとっくに
なくなってるしで
ぜんぜん思い描いてたさよならメールが出せなかった。

それから、
日本風にお菓子を持って最後の挨拶回りをしようとも思ってたんだけど
最後の仕事がなかなか終われず
(最後でもう自分の想像力も気力もなくデザインが思い浮かばなかったようだ)
最終日のお昼前にやっと終わらせることができた。
ランチの後は使ってたコンピューターの整理やら
必要なデータを自分のサーバーにアップしてたりしてたら
あっという間にExit Meeting の時間になってしまった。
Exit Meeting というのは会社を退職する人が最後に
ヒューマンリソースの人と話し合う場で
健康保険や年金の説明からはじまり
最後は1から10までのランクで
ここで働いて来た感想を点数にしてつけるインタビューがある。
質問には
あなたがこの会社に働く事になった時のあなたの役割と、
実際に働いた内容は同じでしたか?
とか、
あなたのマネージャーは仕事をする上で協力的だったか?
とか
会社の組織は協力的だったか?
などなど、、
20程の質問がありそれに答えてゆく。

普通一時間程で終わるミーティングなんだけど
質問される英語の単語がとても形式的な単語を使用しているせいか難しすぎて
その質問は優しく言い換えるとどういう意味ですか?
と一問一句真剣に答えようとして問いつめていたら一時間以上もかかってしまった。
そんなこんなでもう、仲良くしてた同僚とお茶しに行く時間に!
一緒にコーヒーと飲んだ彼は
エンジニアで彼は私より一年長く勤めている。
彼はいろんなエンジニアの視点から見た今後の自分のキャリアや
会社の行方なんかを話してくれて
私もデザイナーとしての会社での行き詰まりなんかを言って
いかにもシリコンバレー的な視点と会話で楽しく過ごした。
コーヒーの後は
急いでお菓子を持って走り回る。
しかし既に4時半を過ぎ、
挨拶したい人は既に退社していたり
ミーティング中で話しかけられなかったり
と、またもや
予定外の出来事に。
それでも会社を駆け回ってお菓子を渡し
走り回ってたら汗だくになりはじめた。

アメリカ人でハグの習性があるじゃん?
男と女だけでなく
女同士でも仲の良い人同士は
さよならの時にハグする。
男も女も最後だからハグしてくれたりするんだけど
私の脳裏には今かなり汗だくだくだから
汗臭くないかな、、、とか
気になっちゃって
ぜんぜん感傷に浸れなかった。。。。

そして、最後のイベント
会社にある卓球の遊び場で
最後に卓球をやる約束になっていたので、
遅れに遅れて卓球試合!
しかしながら挨拶回りで走り回った汗だく状態で
卓球したもんだから
もう、ゼーゼー。
汗だくのジャケットを脱いで
連続三試合!
結局、帰る時間が普通の定時よりも遅くなる。
かなりの接戦!
しかしながら、さよならメールをだいぶ前に出したのに
まだこの日本人いるの?
なんていう冷ややかな視線を浴びるるのではないかと
気になりはじめ
そそくさと駐車場に行き家路へと車を発車させることにした。

ところでアメリカでは車を駐車する時、ほとんどの人が頭から車を入れて
バックして駐車場を出る。
私は普段は日本人得意のお尻から駐車する事がほとんどなんだけど
荷物をトランクに入れている時は
頭から入れる。
最後の日もお菓子とかプレゼントがトランクにあったから
頭から入れて駐車していた。

帰りのあたふたが興奮状況にさせていたのであろうか
いざバックして駐車場を出ようと思ったら
電気ポールに車の角をぶつけ
右ライトのカバーを思いっきり割ってしまった。

まぁ人生とはそんなものだろう。
自分にとっては凄く大きな人生の転換期だから
いろんな想いが湧き出て最後には感無量な気持ちで
家路に辿り着くのであろう、と思ってたのだが
以外にその転換期の節目というのはあたふたしているうちに
過ぎ去っていくものなのかもしれない。

とはいえ、昨日の夜は興奮でなかなか眠れなかった。
ベッドにはいると三年間のいろんな出来事が頭の中を駆け巡った。
と、途中で
あっ!あのデータサーバーにアップするの忘れてた!
なんて自分の最後の失態に気づてまた興奮。
退職してないのならやり残した作業は明日、
朝一でにアップしよう。
で片付くのだろうが
幸か不幸かもう会社に戻りたくても戻れない状況だから
思いだしてあせるも、
ま、誰かがやるだろう。
とあっさり忘れて結局、他の出来事を思いだしては想いに耽った。

〜以下最終的にだしたさよならメール〜
It has been a great pleasure to work over the last four years. Thank you to the many people who helped and supported me. ARIGATO~. Today is my last day but please feel free to keep in touch.

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